国際観光交流の拡大
  (小泉内閣のメールマガジン「大臣のほんねとーく」から)
   =北側一雄国土交通相、観光立国担当相(公明党)=


潜在力生かし観光立国に
中国ビザの拡大 相互理解の進展に大きな一歩
 小泉内閣が国民との対話の一環として発刊しているメールマガジンの、4日発行の「大臣のほんねとーく」コーナーに北側一雄国土交通相(観光立国担当相、公明党)が寄稿しています。その全文を紹介します。

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 7月25日から中国における団体観光ビザ発給対象地域が全土へ拡大されました(*)。同日夕刻には、第一陣の訪問客が成田や関西空港などに到着し、盛大な歓迎式典が開催されました。この日を契機に日中間の相互交流がますます深まるものと期待され、両国間の相互理解の進展にとっても記念すべき大きな一歩となりました。

 小泉内閣は、「2010年までに訪日外国旅行者数を1000万人に倍増させる」という目標を立てて観光立国の推進に取り組んでいますが、観光の果たす役割には、単なる旅行者の数以上の意味があると考えています。

 「観光」の語源は、中国の古文書「易経」の「国の光を観る」に由来し、人と人との交流という意味が含まれると言われています。交流の深まりは、お互いの間に「相互理解」という根を張らせ、その根は、深く、太く、強く育っていくものです。

 立派に育った根があれば、少々の雨や風、嵐に晒されても、ビクともしません。私は、観光交流を通じて、国と国との間でも、足腰のしっかりした揺るぎのない関係を作ることができると考えています。

 観光は、自分自身を知ることにもつながります。旅行者にとっての魅力を探る作業は、自分や自分の住む地域の魅力を再発見することでもあります。

 我が国は自然や文化、歴史のみならず、食も含めて、多くの観光資源に富んだ国です。また、国民には「おもてなしの心」という伝統のホスピタリティがあります。潜在力を発揮できれば、我が国は世界有数の観光立国になることが可能です。

 現在、ビジット・ジャパン・キャンペーンとして官民一体となって外国人旅行者の訪日促進に取り組んでいます。昨年、世界から日本を訪れる旅行者がはじめて600万人を超えるなど、既にその成果が現れ始めており、今年は目標を700万人として取り組んでいます。

 小泉総理が示した2010年までに1000万人の目標を達成するため、観光立国担当大臣として強いリーダーシップで取り組んでいこうと考えています。国民の皆様のご理解・ご支援をお願い申し上げます。

* 従来、中国における訪日観光団体ビザ発給対象地域は5省3市(広東省、遼寧省、山東省、浙江省、北京市、上海市、天津市)に限られていた。


2005/8/6付 公明新聞